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iTero Element2 - アイテロ エレメント2
アイテロ エレメント2は、マウスピース矯正であるインビザラインシステムの象り(かたどり)に使われる最新の口腔内3Dスキャナーで、シリコンなどを流し込んで型を取る従来の方法に比べて格段の速さと精度、快適さを実現しました。


iTero Element2 によるかたどりと従来との比較
従来 iTero Element2
速さ 口の中をかたどりした物(PVS印象)を空輸。米国アライン社到着後CTスキャンしてデジタル化。
お口に入るまで最短約1ヶ月
インターネットでデータを転送。すでにデジタル化されているので米国アライン社到着後の工程もスムーズ。
お口に入るまで最短約2週間
精度 かたどりによるアナログ要素が入るために僅かな歪みが生じる。 現場で直接デジタル画像の作成が出来るので、スピーディーで高精度。
快適性 シリコン素材などを直接お口の中に入れなければならないため嘔吐反射が起きるなど不快に感じる方も。 歯および歯列をスキャンニングしデータとして記録するので、不快感が減少。
その他 スキャニング後すぐに、治療後の簡易のイメージ映像を見ることが出来る。
マウスピースのかたどりのほかセラミックの詰め物、被せ物などに応用が可能。
iTero Element2 を使用したインビザライン矯正の流れ
1. 口腔内のスキャニング、精密検査
iTeroによる口のデジタル画像の撮影、X線撮影、口腔内と顔貌写真撮影、口の模型のかたどり、を行い治療計画の立案を行います。また、iTeroのデジタル画像で治療後の簡易イメージ映像をその場で作成出来ます。
2. カウンセリング、治療計画の説明
デジタル画像、模型、X線分析結果から治療計画の説明を行います。
3. 治療後のデジタルイメージの作成
インターネットを使い、患者様のデジタル画像を元に歯科医師と米国アライン社のプログラマーが情報のやり取りを何度も行い、目標となる治療後のデジタルイメージ、理想的なステージングのプランを作成します。
4. アライナーの作成、空輸
作成されたプランから各ステージごとのアライナーがアライン社の工場で製造され、空輸されて医院に届きます。
5. 患者様の口腔内への装着
作成されたアライナー(マウスピース)をセットします。同時に理想的な歯の動きを実現するために、一部の歯にアタッチメントという小さな目立たない突起物を付けます。
6. 毎日の使用と定期的な受診
毎日、食事と歯磨き時以外はアライナーを指示通りに使用し、定期的な受診時に歯の動きのチェック、アタッチメントのチェックを受け、次のステージのアライナーを受け取って下さい。
7. 治療の達成とメンテナンス
アライナーをキチンと使用し治療計画どおりの歯並びになれば治療終了ですが、場合により追加の修正が必要となる場合があります。
治療が終了しても歯並びが安定するまではリテーナーというマウスピースを使用していただくので、定期的なメンテナンスは必要です。